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"Frog and Toad All Year"【英語のおすすめ絵本】


"Frog and Toad All Year"
作: Arnold Lobel
出版社: Harper Trophy

『ふたりはともだち』の邦訳で有名な、Frog and Toadシリーズ。
楽天家のFrogと頑固者のToadの日常を描いた短編集です。

4冊あって、どれも面白いです。
"Frog and Toad Are Friends"(『ふたりはともだち』)
"Frog and Toad Together"(『ふたりはいっしょ』)
"Frog and Toad All Year"(『ふたりはいつも』)
"Days With Frog and Toad"(『ふたりはきょうも』)

ここでは、3冊目のAll Yearを紹介します。
個人的に、一番好きなんです。
一話一話完結していて、どの本からでも読み始められますし。

第1話では、寒がって家にこもるToadを、Frogがそり遊びに連れ出します。
冬用の服なんて持ってないよというToadに、Frogが大丈夫君の分も持ってきたって言いながらテキパキと着せていくところなど、いかにもこのふたりらしいやり取りで楽しいです。

第2話は、Frogのこどものころのお話です。
春はすぐそこの角まで来ているよ、とお父さんに言われたFrogは、春が見たくて、近所を歩き回ります。
角にさしかかるたびに、ここかな、ここかな、とのぞき込むのFrogがかわいいです。

第5話はクリスマスイブ。
Toadの家でパーティーの予定なのに、Frogがなかなかやって来ません。
Toadは心配になってきます。
深い穴にはまってないかな、迷ってしまったんじゃ。まさか大きな獣に襲われてたりして!
この、待ってる間にどんどん悪い想像が膨らんでいってしまう気持ちが、手に取るようにわかって切なくて。

アーノルド・ローベルさんの描くふたりは、感情の起伏が細やかで、でも説明しすぎている感じがしません。
淡々とした文章のなかから自然とふたりの心の動きが伝わってきます。
小さなお子さんよりも、小学生以上のお子さん向きかもしれません。

文法的にきっちりしていて、英語圏で初等教育の教材に使われたりするそうです。
大人の英語の勉強にもおすすめです。

↓こちらは日本語版
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